鮨ざんまい!
『鮨ざんまい』…と言っても大間マグロの買い付けで有名な鮨チェーンのお話ではございません。
50代に成りますと食の嗜好は肉より魚おのずと和食中心になります。
たまたまではございますが
年末は熊本県天草市の『奴鮨』
年始は北海道小樽市の『みよ福』
という日本列島の南北で暖簾をくぐる機会に恵まれました。
まずは天草の『奴鮨』…実は半年ほど前某TV番組でウエンツが訪れ大絶賛していたのを観て狙っていました(笑)
ここのおすすめ12貫4000円は東京の有名店だと紛れも無く10000円以上!驚く無かれもはや東京から飛行機で通う常連までいるとか…
この日も神奈川から来たというセレブ風の親子(子供は幼稚園)が手馴れたように食べていたので我々としても少々見栄を張り追加注文までした次第。
そして私イチオシの鮨ネタはシャリとアラ(クエ)の間にウニを挟んだもの…
白身の最高峰クエと特上バフンウニのコラボを瞳を閉じて想像して下さい!
あ~これ以上は私の文章力を持っても表現不可(笑)
あと、奴鮨の特徴は基本的にズケ以外醤油を使用しないので魚本来の味が愉しめます。
次にご紹介するは小樽の『みよ福』
『食べログ』によれば市内に100件を超す鮨店が存在、また鮨屋ストリートまでありまさに全国有数の鮨激戦区!…てなもんでお店を決めきれません。
そこで困った挙句厚かましくも正月そうそう小樽の同業者さんに電話、希望を伝え指南してもらうことに…
小樽駅から雪道を歩くこと10分、古い飲食街の一角に『みよ福』はありました。
夫婦二人で切り盛りするこじんまりした店内に一歩足を踏み入れると飴色になるまで使い込まれたカウンターが歴史を物語っています。
ここで流しのギターバックに八代亜紀が登場すれば『演歌の花道』の完成!
ここの鮨ネタでは地物のホタテやホッキガイなどが美味しかったです。
また、瀬戸内海や有明海等浅い海が特産だと思っていたシャコも有名と知り少々意外でした。
さあ、今年は廻らない鮨屋に何軒行けるのでしょうか?