ヤマハレジャー漁船

志度マリーナで開催された漁船の試乗会に参加しました。

マリーナは志度工場に隣接しており、それこそ２０～３０年前はヤマハ漁船の展示会がある度、各販売店さんが地場の漁師さんをバスでお連れし大変賑わっておりました。

しかし、FRP漁船も漁業者の減少に伴い昭和５０年代をピークに減り続け、現在では純粋な漁船の生産は最盛期の１０％に満たない状況です。

そんなこんなで久しぶりの漁船の試乗は懐かしかったです～

今回試乗したＤＸ４０Ａ，ＤＸ３２Ｇ、ＤＸ３０Ｊは１５年程前からあるハルにカラーリング（レジャー仕様）を施しＶＯＬＶＯディーゼルを搭載したものです。

船型の寿命に驚かれたかもしれませんが漁船和船の世界では重要があれば３０年使用するものさえあります。

そしてＤＸ４０Ａを試乗しましたがＶＯＬVO－Ｄ９（５７５馬力）はアイドリング時、加速時、巡航時共に低振動、低騒音、黒煙も吐かず走行フィーリングはなかなかのもの…

またトップスピード３７Ｋｔの時間当たりの燃料消費量は１０５Ｌ！それが巡航２７Ｋｔになると何と４５Ｌまで軽減！？←ちょっと怪しい気もしますが…

また船価は本体２７００万に基本的オプション諸々で３０００万前半といったところですが高い安い？

しかしレトロ過ぎるブリッジと艇体配色はどなたの趣味なのか？？改善の余地ありです！