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スタンドライブの保守点検
2014.05.28ハーバーマスター日記
ドライブ船(SD)は…
メリットとしては舵効きが良く狭い港での離着岸がスムーズ、またチルトアップにより浅場へのアプローチやロープが絡まった時の対応が容易。
しかし、デメリットとしてはシャフト船(IB)に比べドライブ内部に細かくクラッチが組込まれ(機種により無いものも有)他にブーツやケーブル等多くの付帯部品で構成されている関係故障発生率も高くなります。
ブーツ、オイルシール、アノード、ギヤオイル等は一般的な交換部品ですが、係留艇の場合15年を経過するあたりから、アルミ合金の電蝕作用によりドライブ本体に穴があいたりフォークがやせ細り折れたりするケースもあるので注意深い点検が必要となります。