韓国ツアー　前編

昨日まで3日間韓国旅行に出掛けておりました。
今回は韓国ボートショーを兼ね木浦（ﾓｯﾎﾟ）を訪ねました。
朝鮮半島の南西端に位置する木浦まではソウルからＫＴＸ（韓国新幹線）で３時間余り…
木浦駅から車で海岸に移動すると造船と漁業が主産業であることが直ぐ解りました！
また、この沖合には無人島までカウントすると約１０００の島々が点在しているそうで何となく瀬戸内と風情が似ています。
現地の業者さんの案内で木浦唯一のマリーナを見学させて頂きましたが広大な敷地に立派なクレーン＆海上バースがある割に保管は３０～４０艇とプサン等と比べプレジャーボートの普及はまだまだという感じでした。
しかしそんな中日本ではありえない光景を目の当たりにしました。
というのは『船外機屋街』というエリアがあり、海辺の長屋状の建物に１０軒ほどの業者さんがまるで市場のように軒を連ねているのです。
それもほぼ同じような形態のお店が…
船外機は業務用なのでしょうか？
また、店舗近くの路上には商品なのか修理なのか解りませんが２０～４０年落ちのレトロなボート（約８割が日本製）が結構な数ありました。
このような中古ボートは日本国内で在日輸出業者が買付け→韓国の仲買業者→韓国のディラー→韓国のオーナーという流通経路が確立されているようです。
現在韓国には船外機メーカーは無く、プレジャーボートも弱小ビルダーが多少あるくらいでその大半が日本から流れているようです。
私的にはこれはこれで両国の利害が一致しているので良いことだと思います。
そして夜港までちょっとしたイベントを観に行きましたが、さすがにここまで来ると日本人には出会いませんでした。