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伊根の舟屋
2011.04.28ハーバーマスター日記
GW直前、京都宮津まで船の査定に行きました!
宮津と言えば一般的には日本三景『天の橋立』ですが…
ボート屋の私は丹後半島の中ほどに位置する『伊根の舟屋』
若狭湾方面は遊びも含めると、幾度も訪れていますが今まで伊根を見学する機会に恵まれませんでした。
とりあえず、ゆっくりと車で海岸通りを流してみました。
うねうねと細い路地は我町牛窓と同じ…
道側から見る建造物(200棟以上)は同じ時代背景ゆえ都会人のいうノスタルジーはさほど感じませんでした。
しかし、海岸ぎりぎりに立ち並ぶ舟屋の一棟一棟は思っていたより小ぶりであったものの、確かに建物の一階部分には和船が収納されていました。
舟屋内部には地元で使用する漁具もぎっしり…
ここでの作業は雨天も炎天下も全く関係なし…
ちなに牛窓の舟屋?は干満(最大3m)の関係上20メートルの船専用レールが設置されています。
ここ伊根湾の波の入りにくい形状と最大干満50㎝ならではの条件が織り成す『舟屋群』は日本古来の漁村の趣と利便性を兼ね備えた建造物です。
老後、個人的に4~5年住んでみたいと思いました。