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冬の海
2010.12.13ハーバーマスター日記
タイトルは『冬のソナタ』みたいでロマンチックですが我々にとってはとても怖い存在…
これからの季節、日本海を低気圧が西から東に発達しながら進むと等圧線が混み俗にいう『西高東低の冬型』が出来あがります。
瀬戸内海の水温は2月~3月にかけ10℃を下回ります…もし浸水転覆で海中に転落すれば、衣類で泳ぎにくいのもありますが、それより体温低下でお陀仏になる可能性が非常に高いのです。
先日、爆弾低気圧の通過中(瀬戸大橋は通行止)宇高フェリーで高松に移動中の画像ですが、撮影場所が高いデッキなので波の大きさがリアルではないのですが、あの巨大なフェリーがピッチングし高松に着くと車が海水スプレーで真っ白でした。
瀬戸内海の波の特徴は風の影響だけじゃなく潮流でも発生する。そして、波高がそれほどじゃなくても波長が短いので小型船舶の走行にはきついものとなります。