アニョハセヨ！韓国ボートショー出展

五月後半からのバタバタで大変永らくブログをお休みしてしまい申し訳ありませんでした。

先週6月3日～7日、韓国ソウルに程近い京畿（キョンギ）で開催された国際ボートショーにパネル出展しました。

そもそもきっかけは、昨年韓国のボート業者さんにボートショー会場に連れて行ってもらい、その際受付に名刺を置いて帰りましたら大阪の貿易センターの担当者から今年は是非出展して下さいと熱烈なお誘いを受けた次第です…と言っても単身行くのは不安ですので懇意にしている在日の貿易屋さんとノリの良い同業７社に声を掛けジャパンチームとして出展しました。

設営の準備やかたずけもあり結局７泊８日になりすっかり辛いものにも慣れました（笑）

しかし、問題のボートショーの内容ですが意気込みは凄まじく５日間に約３０万人の来場者があったわけですが実にその半分は子供とお年寄り、雰囲気はまるで万国博覧会のようでした（夜は韓国の人気歌手チョーヨンピルのコンサートで大混雑）

聞くところによりますと韓国は免許＆船検制度が出来て未だ３年足らずで漁船のメーカーはあるもののプレジャーボートメーカーは昨年まで無かったということです（バブル時ヒュンダイが数年製造したらしいのですが…）

ですのでその全てが輸入に頼っている関係ボートの普及率も日本の１/１０にも満たない状況です。そういえば日本も私がデビューした３０年前ボートはほんの一部の富裕層の遊び道具…何となくそんな感覚を思い出させるものでした。

まだまだ色々ありすぎて書き足りませんが最後に中国製のコピーボート…これは許せませんね！そのまま型抜きしカタログもそのまま使用、あげくのはては何と船尾に張ってるＯＫマークまでパクるとは…プロの私でも５ｍ離れると見分けがつきません…これで価格は１/４です。まあ言い換えるとついにＹＡＭＡＨＡもグローバルスタンダードになった証しなのかもしれませんが…