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釣りはロマン?

2024.11.29ハーバーマスター日記
釣りはロマン?
ロマンなどと言えば哲学的に聴こえるが、釣りから得られる感動も費用対効果、所詮タイパの産物。
昭和の時代、釣りの情報源は釣具屋の店主や釣り仲間との雑談、そして一月遅れの情報誌ぐらいで、
釣り場、道具、釣り方において本当謎だらけ、謎解きには大変苦労した。
それが今はどうだ、日々全国の釣り名人からSNSで膨大な情報が発信され、瞬時に知れ渡る。
そして、YouTubeでは糸の結び方から餌の付け方まで懇切丁寧に解説。
これにより謎はほぼ解消された。
今や釣り動画(二次元)で満足してしまい、現実の釣り(三次元)に行かなくなった人までいるという。
私は40年前から同年代でもある村越正海(日本で唯一の職業釣り師)さんを崇拝。
彼を真似海ではハゼからカジキマグロ、淡水はブラックバスやエゾイワナ、
若い時は、少ない休日と給料を工面、男女群島、吐噶喇列島、サイパン、ニュジーランドまで遠征。
まあ、長年釣り散らかしてきたのは、ボート屋稼業においては釣りは仕事の一部であり、
体験を重ねるうち自然にオールラウンドアングラーになっていた。
これまで半世紀以上やってきた釣りも、最近釣りの方向性を考えるようになった。
自身の年齢体力を考慮しながらも未知の魚を求め遠征釣行?
または、ホームグラウンドの瀬戸内で一つの対象魚一つの釣法を極める?
へたくそ釣り師の謎解きは永遠に続く。