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『春一番』
2021.02.21ハーバーマスター日記
気温が乱高下する今日この頃、買取艇を和歌山から牛窓に回航。
日帰りで午後からの出航になったが「Windy」で午後多少風が吹くのは想定内だった。
出航後太平洋に面した淡路沖、潮流の速い鳴門海峡、何も遮る物の無い播磨灘も比較的穏やかで巡行22Ktを維持。
ところが小豆島東岸に近づくにつれ南西の風が強まり、金ヶ崎からのラスト10マイルは7Ktの米つきバッタ状態。
そして、不運は重なりこのタイミングでワイパー故障、波を一発くらうごと10秒視界が遮断され緊張の連続。
ほんと「大風に陰無し」とはよく言ったもので、この風向なら小豆島北東は陰のはずが風に回り込まれ真西から吹かれる。
そうこうしているうち何とか妙見崎まで辿り着き眼の前に黄島。
しかしここからが最大の正念場、左舷から押し迫る横波を警戒しながら北西に舵をとる。
そして、予定を1時間以上オーバーしたが日没までに無事帰港。
私がこの風を「春一番」と知ったのは風呂上がりのニュースだった。
※教訓その1: 回航は午前中に航行距離を稼ぐべし!
日帰りで午後からの出航になったが「Windy」で午後多少風が吹くのは想定内だった。
出航後太平洋に面した淡路沖、潮流の速い鳴門海峡、何も遮る物の無い播磨灘も比較的穏やかで巡行22Ktを維持。
ところが小豆島東岸に近づくにつれ南西の風が強まり、金ヶ崎からのラスト10マイルは7Ktの米つきバッタ状態。
そして、不運は重なりこのタイミングでワイパー故障、波を一発くらうごと10秒視界が遮断され緊張の連続。
ほんと「大風に陰無し」とはよく言ったもので、この風向なら小豆島北東は陰のはずが風に回り込まれ真西から吹かれる。
そうこうしているうち何とか妙見崎まで辿り着き眼の前に黄島。
しかしここからが最大の正念場、左舷から押し迫る横波を警戒しながら北西に舵をとる。
そして、予定を1時間以上オーバーしたが日没までに無事帰港。
私がこの風を「春一番」と知ったのは風呂上がりのニュースだった。
※教訓その1: 回航は午前中に航行距離を稼ぐべし!