ブログ

船のターボチャージャー

2008.07.12ハーバーマスター日記
船のターボチャージャー

ターボチャージャー(過給気)は排気ガスのエネルギー(温度、圧力)でタービンを高速回転させ、その回転力により圧縮した空気をエンジン内に送込む装置です。

最近は小型軽量エンジンで大出力を得れる為殆どのレジャー艇(ディーゼル搭載)に装着されています。しかし船舶の場合塩分を含んだ高温多湿の空気で鋳物製のフランジ内壁が錆落ちタービン(羽根)との間にクリアランスが出来必要量の空気が供給出来なくなりその結果船が滑走しなくなります。

PS:画像は5年経過(約1500時間)したフランジ内部