ブログ

『ニュージーランド・中編』

2017.01.22ハーバーマスター日記
キープはこれ一匹、15万円の記念すべきレッドスナイパー

キープはこれ一匹、15万円の記念すべきレッドスナイパー

Vハル30Fアルミ船、エンジンはVOLVOのドライブ仕様

Vハル30Fアルミ船、エンジンはVOLVOのドライブ仕様

20㎝でもこの笑顔、10秒後鯛は船長にむしり取られ海にリリース

20㎝でもこの笑顔、10秒後鯛は船長にむしり取られ海にリリース

スカイタワーのバンジー…外国の女子は勇気ある~

スカイタワーのバンジー…外国の女子は勇気ある~

三日目は3班に分かれてのオプショナルツアー。
①チャーターボートの釣り
②ワイトモ洞窟&ホビトン村観光
③オークランド市内観光
釣り好きの私はメンバー4人と共に①を選択。
早朝タクシーでマリーナーに向かい30Fのアルミボートでいざ出港。
メンバー中一番気合の入っていたのは参加者最年少福島のHさん。
なんせこの日の為にわざわざ日本から自慢のジギングロッド&リールを持参。
チャーターボートの予約も英語の堪能なHさんが担当。
出港後次第に釣りの内容が明らかに…
10万円なら近場でレッドスナイパー(マダイ)、15万なら遠方でキングフィッシュ(ヒラマサ)
勿論我々チームジャパンは後者を選択。
港から船速20Kt約90分でポイントに到着。
FURUNO魚探には28mのフラットな海底が映し出され、これといったベイトの反応も無い。
しかし次の瞬間バウ方向でガラガラとアンカーチェンの音…
なんと想定外のアンカリング!
Hさんの顔色がみるみる青ざめ行き場を失ったメタルジグが竿先でブラブラ…(苦笑)
ボートフィッシングに詳しくない人には理解できないでしょうが重大なことが起きたのです。
レンタルタックルはボトムフィッシング6Fロッド&ベイトリール(シマノ製)
道糸ナイロン10号に錘40号大きいネムリバリ2本の胴付仕掛け
キャプテンが右舷からバケツ一杯分のヨセ餌(イワシミンチ)を豪快に投げ入れ戦闘開始!
ちなみにサシ餌はぶつ切り冷凍イワシ…
メンバーの一人は少しでも魚の気を惹こうとイワシを三枚おろしするもキャプテンに咎められ(笑)
正直日本の釣りと比較し各所で雑さが目立ち不安が募る。
しかし、その時だった~先陣を切り私にアタリ…
南半球初のアタリを逃してなるものかと慎重に送り込み息を止め1、2、3で渾身の合わせ!
よっしゃ乗った~ おぉ中々の重量感!
でも仕掛けは20Kオーバーのキングフィッシュ仕様、なのでファイトはゴボウ巻き!
そしてメンバーの視線を集め上がってきたのは体長70㎝ここでは微妙なレッドスナイパー。
舐めまわすように観たが日本の真鯛と同一種。
しかしこの後皆で釣った8枚の全てが35㎝に満たないリリースサイズ。
この後魚影を探しポイント移動を試みるが最後までキングフィッシュは釣れず敢え無くストップフィッシング。
キャプテンによれば午後から潮が動き魚の活性が上がるということでしたが、
同乗の4人が午後どうしてもホビット村に行きたいということで後髪引かれながら無念の早上がり…(泣)
残された私はホテルで福井のSさんと合流、男二人ラーメンを啜り、動物園で天然記念物キウイ(国鳥)を見学。
その後スカイタワー(南半球一の高さ328m)に登るもバンジーする度胸もなく、夜はポールダンスを社会見学。
②の参加者によればワイトモグローワーム洞窟のツチボタル鑑賞は幻想的、
ホビット村(映画ロード・オブ・ザ・リングのロケ地)もこれまたメルヘンチックで最高とのことでした。
PS:午後からのホビット村単体観光は岩手Yさん(国際免許所有)のレンタカーによるものです。

中編終わり